若葉はるかぜ便り
ちょっとした行動の変化が、関節炎のサインかもしれません...。
シニアなわんちゃん・ねこちゃんと生活している皆様、おうちの子は若い時と変わらず活発にしているでしょうか?
いつまでも若々しい子も多いですが、やはり年齢とともに活動性が低下している子もいるかと思います。
わんちゃんやねこちゃんは、関節炎による痛みがあってもあからさまに痛そうな動きを見せないことが多いです。
それでも、「年齢のせいかしら...?」と思うようなちょっとした日常行動の変化が、実は関節炎の痛みによって起こっている場合があります。
たとえばわんちゃんでは...
①散歩に行っても走らなくなった。
②段差を上るのがゆっくりになった
③寝ている時間が増えた。
ねこちゃんでは...
①爪とぎやグルーミングをしなくなった。
②ジャンプをしなくなった。
③体を触ると嫌がるようになった。
などの行動が挙げられます。
慢性的な痛みはQOL(生活の質)を損ねる大きな要因になります。
運動療法や体重管理ももちろん大切ですが、最近では治療薬に関しても様々な選択肢があったり、副作用の少ないものも出てきております!
おうちの子の日々の動きをじっくり観察していただき、痛そうにしていなくても、何か変化を感じたらお気軽にご相談ください!
2月分のトリミングの予約受付は、1月4日(土)から開始します!
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!
2月分のトリミングの予約受付は、1月4日(土)から開始します!
12月29日から1月3日まで年末年始のお休みを頂いておりますが、おうちの子たちは体調を崩していないでしょうか?
年明け初日の1月4日(土)は診療も混み合う可能性があり、トリミング予約の電話にすぐに対応できない場合がありますのでご了承ください...。
2025年も、皆様の家族である動物たちの健康や幸せな生活をサポートできるように全力を尽くしてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします!
気付かぬうちに白内障が始まっているかもしれません...。
おうちの子は、眼が見えづらそうな素振りをすることはありますか?
「見えづらそうにすることはありません。」とお答えになる方がほとんどかと思います。
では皆さんから「白内障のわんちゃんは、眼が見えづらそうな素振りをしますか?」と質問されたときに、私はいつも何と答えていると思いますか?
「白内障がかなり進行するまでは、見えづらそうな素振りをしないことがほとんどです。」とお答えしております。
白内障の代表的な症状としては、ものがぼやけて見える、かすんで見える、二重に見える、などが挙げられるようです。
人間が白内障になると、本を読むときやパソコン・スマホを見るとき、道路標識を見るときなどに不自由を感じる方が多いようです。
わんちゃんねこちゃんの白内障も、人間と同じようにものがぼやけて見えているはずですが、彼らの日常生活にはあまり支障をきたさないようで、見えづらそうな素振りをすることはほとんどありません。
つまり、白内障が原因の視力低下の場合、飼い主様が「うちの子最近見えづらそうな素振りをするのよね...」と感じるころには、かなり進行してしまっているはずです。
白内障が進行すると、眼が見えなくなるのはもちろん、合併症として「ぶどう膜炎」という眼の中の炎症を起こしやすくなります。
当院では、診察の際に必ず検眼鏡で眼の中まで観察するようにしており、来院していただいていれば初期の白内障でも発見することができます。
一度白濁した水晶体は元に戻らないため、早期発見し治療を始めることが大切です。
治療の際には、白内障の進行を抑制する効果が期待できる点眼薬やサプリメントをご提案しております。
「見えづらそうな素振りをしない」とは言っても、やはり生活の不自由さを感じているはずだとは思いますので、体調に不安がない時でもぜひ来院していただき、気付かぬうちに白内障が始まっていないか確認させていただければと思います!
2025年1月分のトリミングの予約受付を開始しました!
12月1日より、2025年1月分のトリミングの予約受付を開始いたしました!
年末年始の休診日は12月29日(日)~1月3日(金)です。
年明けのトリミングは1月4日(土)から始まります!
年末年始はトリミングを希望される方が多くなる時期で、12月の予定は早々に埋まってしまいました...。
1月分の予約もすぐに埋まってしまう可能性もありますので、お早めのご予約をお願いいたします!
年末年始 休診日のお知らせ
年末年始は、12月29日(日)~1月3日(金)の期間を休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。
日頃から投薬の練習をしておきましょう!
おうちの子に毎日投薬をしている皆様、ご苦労様です...。
人間の場合、苦くて飲みづらいお薬でも、病気を治すためと思えばお医者さんの指示通りに服用するかと思います。
一方わんちゃんねこちゃんに投薬する場合、おうちの子は「何か嫌なものを口に入れられた...。」「おいしくないものが食餌に混ざっている...。」と思っているはずです。
更に、病気で食欲が低下していると、お薬を埋め込んだおやつなども食べてくれなくなり、直接口の中に入れて飲ませるしか方法がなくなってしまうことがあります。
とは言え、お薬を急に口に放り込むのは難しいかと思いますので、日頃から投薬の練習をしておくと、いざ内服薬を処方された際に困らなくて済むかもしれません。
まずは口に触られることに日頃から慣れさせることから始めていただき、慣れてきたら普段食べているドライフードや小粒なおやつを使って、お薬を飲ませる形で口の中に入れる練習をしましょう!
当院で作成した、投薬のやり方についてまとめたリーフレットに、お薬を直接口の中に入れる際の手順を載せておりますので、待合室にて手に取っていただくか、スタッフまでお声がけください!