若葉はるかぜ便り
寒くなると膀胱炎を起こしやすくなります...。
暑い夏が終わり、朝晩は肌寒いくらいの気温になってきました。
寒い時期に症状が悪化しやすい病気はいくつかありますが、その一つに「膀胱炎」が挙げられます。
分かりやすい症状としては「頻尿」や「血尿」などが挙げられますが、中には「やけに陰部を舐める」という症状しか示さないこともあります。
膀胱炎の原因は様々ですが、寒い時期に飲水量が減少し貯尿時間が長くなることは、悪化要因の一つと言えます。
膀胱炎の予防として、以下のことを意識していただくと効果的です!
・飲水量を増やす工夫をしましょう!
①飲水場所を増やす。
②器を変える。
③ウェットフード与える。
・おしっこを我慢させない工夫をしましょう!
①こまめにお散歩に出て排尿を促す。
②トイレ環境を良くする。
また、ねこちゃんはストレスに伴って膀胱炎を起こすことも多いと言われており、ストレスを減らすような生活環境作りも、膀胱炎の予防策になります!
膀胱炎を放置すると、腎臓にまで炎症が波及するケースや、男の子では尿道閉塞を起こす場合もあるため、疑わしき症状が見られた際には様子を見ずにお早めに受診してください!