若葉はるかぜ便り
ちょっとした行動の変化が、関節炎のサインかもしれません...。
シニアなわんちゃん・ねこちゃんと生活している皆様、おうちの子は若い時と変わらず活発にしているでしょうか?
いつまでも若々しい子も多いですが、やはり年齢とともに活動性が低下している子もいるかと思います。
わんちゃんやねこちゃんは、関節炎による痛みがあってもあからさまに痛そうな動きを見せないことが多いです。
それでも、「年齢のせいかしら...?」と思うようなちょっとした日常行動の変化が、実は関節炎の痛みによって起こっている場合があります。
たとえばわんちゃんでは...
①散歩に行っても走らなくなった。
②段差を上るのがゆっくりになった
③寝ている時間が増えた。
ねこちゃんでは...
①爪とぎやグルーミングをしなくなった。
②ジャンプをしなくなった。
③体を触ると嫌がるようになった。
などの行動が挙げられます。
慢性的な痛みはQOL(生活の質)を損ねる大きな要因になります。
運動療法や体重管理ももちろん大切ですが、最近では治療薬に関しても様々な選択肢があったり、副作用の少ないものも出てきております!
おうちの子の日々の動きをじっくり観察していただき、痛そうにしていなくても、何か変化を感じたらお気軽にご相談ください!